小障害B優勝!!


1998/11/08  晴れ障害Bエントリー表

馬場馬術はほとんど墜落、失敗であった。しかし思わぬ良いことも有った。小障害Bでの
思わぬ優勝である。

昨年、小障害はリュウの暴走を見て、怖くなって棄権してしまった。情けない話であるが・・・今年はどの馬に当たるか不安であったが幸いにスマッシュに当たっていた。まあ決してスマッシュが良いとも限らないが・・・(私は2度落馬の経験があり、そのうち2回ともスマッシュからの落馬である。こいつは結構臆病である。(`_'メ))

小障害はたった5人の出場であった。出場できる資格を持った人が少ないのだろう。上手すぎるとまじな障害の方に出なくてはならないルールの様だ。(馬術大会のルールも知らずにやっている自分にも疑問を感じるが・・・)

いよいよ、私の番が来た様だ・・・私の名前が呼ばれている・・・キンチョーーー!!障害作成風景

とにかく、落ちない様に馬を暴走させない様に気をつけて乗った。手綱は引きっぱなし。手綱を引いていれば速歩、ほんの少しでも緩めるとスマッシュは駆歩に移る状態である。障害を跳ぶには案外良い状態かもしれない。水越さんが障害の練習で跳ぶ2〜3歩前から駆歩にして跳んでいた。それを真似て乗ってみた。小障害写真

速歩で初めての障害に向かった。”頼むから上手く跳んでね。スマッシュ”と心の中で叫びながら・・・・お!!上手く跳べた!!わーいわーい!!でも私の体のバランスは崩れていて、馬が違う障害の方に向かってしまっている。2番目の障害はどこだったっけ?あわてて、障害の順番を忘れてしまった。幸いにすぐに2番目の障害が目に入って事無きを得た。

障害を跳んでしまうと馬は駆歩のままである。これではいかんと慌てて、手綱を引いて馬を速歩に戻すべく手綱を祈る気持ちで引いた。お!!ちゃんと速歩に戻るじゃないか・・・・スマッシュは意外に冷静だ。うん。良い子良い子。この調子。

その後もなんとか障害を間違えずに跳べてゴール。やっぱり心臓ドキドキ。息はハーハー。喉はカラカラ。馬場の時と同じ状態である。情けない奴だ。練習馬場

下馬してから、とても良いニュース!なんと優勝!!ひたすら落ちない様に乗っただけなのに・・・・まさに無欲の勝利でした。自分としては馬場のほうに力を入れてきただけに複雑な心境。でも素直に喜ぼう。なんたって優勝だから・・・・優勝写真


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