なぜこれほど敏感、神経質??


1999/01/31

1月27日の事である。暖かい日で、風もなく太陽もさんさんと照っている。こんなに暖かく良い日はさぞかし乗馬もゆったり出来ると思って、スマッシュに乗った。

ところが馬はやはり侮れなかった。馬場の定跡をまわっている時である。スマッシュが突然、常歩をやめて、向きを変えようとする。まてまてまて・・・向きを変えるなと手綱と足で元に戻そうとした。

ところが、まったく言う事をきかない。間髪いれず自信を持って鞭を”びしっ!!”と入れた。

あれ??!!

馬の態度が変化しない。それどころか、ますます反対の方向に戻ろうとしている。もう一度鞭で・・・”びしっ!!”

あれれれ??!!

馬は逃げる動作を止めたものの、いっこうに私の指示に従わない。だんだん力比べになってきた・・・・こりゃあヤバイ展開だ。

そんな風に感じたところに、先生が雰囲気の異様さを感じてクラブハウスから出てきてくれた。内心、ラッキーと思った。これで馬が言う事を聞いてくれる・・・と思った。しかし話はそう簡単ではなかった。

どうもスマッシュが何かを見ているらしい。何だろうか?馬がおびえるような物があるのだろうか?目を凝らしてみるが、さっぱりわからない。風があるときにはヒラヒラしたタオルや毛布を怖がるが、その日は風もほとんど無い。先生も何をスマッシュが嫌がっているのかさっぱりわからない風だった。仕方が無いので、馬の嫌がる場所を避けて、常歩を続けた。

何周かして、ふとみると、薄いピンクのラインが入ったタオルが馬場の横に干しあるのではないか。きっとこれだ!!

念の為、そのピンクのライン入りのタオルを取り込んでもらった。

ぴんぽーん。

シュマッシュはその後、何事も無かった様に調子よく動き始めたのでした。やれやれ。しかし・・・なんでそんなに敏感なの??神経質なの??
馬は侮れない。(;_;)


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